川崎・高津のマンションで父子3人死亡 浴室で発見、無理心中か

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2日午前0時25分ごろ、川崎市高津区下作延4丁目のマンションの一室で、男性と子ども2人が倒れているのを、通報で駆けつけた消防隊員が発見した。3人はいずれも意識のない状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。高津署が死因などを調べている。
署は同日、3人はこの家に住む会社員の男性(34)と長女(5)、長男(4)と発表した。
署によると、同日午前0時ごろ、男性の妻から「帰宅したら内鍵がかかり応答がない。シンナーのような臭いがする。中には夫と子ども2人がいるはずです」と110番通報があった。玄関ドアにはU字のロックがかかっており完全施錠されていた。駆けつけた消防隊員が浴室の洗い場で3人を発見した。
3人に目立った外傷はなく、浴室からは一酸化炭素が検出された。浴槽には小型発電機があった。
このマンションの別の部屋に住む40代男性は「3年ほど前に引っ越してきてからはトラブルになるようなことはなかった。争う様子も見たことはない。家の壁が厚いので、部屋の中の声は外に聞こえづらいと思う」と話した。
捜査関係者によると、男性は4人家族。居間のテーブルの上に遺書が発見された。署は無理心中の可能性も含めて詳しく調べている。

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