【兵庫】官製談合事件で職員2人懲戒免職

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西宮市は、入札に関する情報を業者に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪で起訴された2人の職員を、1日付けで懲戒免職の処分にしました。

西宮市道路建設課の副主査、瀬戸亮太被告(32)と下水建設課の副主査、廣瀬大輔被告(35)は、工事の入札に関する情報を業者に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪で起訴されました。
このうち、瀬戸被告には執行猶予のついた有罪判決が言い渡され、廣瀬被告には3日、判決が言い渡されることになっています。
事件を受けて、西宮市は2人から聞き取りを進めた結果、いずれも「よくないことだとわかってはいたが、業者と会食を重ねていた」と話したうえで、情報漏えいを認めたということです。
このため、西宮市は「公正な入札を妨害して市の信用を失墜させた」として、1日付けで2人を懲戒免職の処分としました。
西宮市の石井登志郎市長は、「市政への信頼を著しく損ない、改めて市民の皆さまに心からおわび申し上げます。職員一丸となって再発防止に努めていきます」というコメントを出しました。

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