理科の実験で「気分悪い」と訴え、児童7人が救急搬送…加熱で発生した気体吸う

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28日午前11時55分頃、福岡県大野城市東大利4の市立下大利小から、「理科の実験中に気分が悪くなった児童がいる」と、春日・大野城・那珂川消防本部に119番があった。
6年生の男女児童7人が理科の授業で実験をしている際に発生した気体を吸って体調不良を起こしたとみられる。7人は春日市内の病院に救急搬送されたが、症状は軽く、全員が回復している。
大野城市教育委員会によると、この日午前10時5分から、校舎2階の理科室で、6年生30人が、水溶液に金属を溶かして加熱する実験をしていた。7人は、加熱した際に発生する気体を吸ったとみられ、4人が授業中に、3人が授業後に「気分が悪い」などと訴えた。
授業の前日に適正な試薬を作って予備実験を行い、授業中は理科室の窓を開けて換気をしていたという。市教委は「安全対策を徹底するように市内の小中学校に注意喚起していく」としている。

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