知床観光船沈没事故3人の遺体引き渡しで日ロ合意

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北海道知床半島沖の観光船沈没事故で、北方領土の国後島西岸などで見つかった男女3人の遺体について、9月にも海上保安庁の巡視船が引き取りに行くことで日ロ両政府が合意しました。
この沈没事故を巡っては、これまで国後島で男女2人の遺体が発見されたほかサハリン南部で男性1人の遺体が見つかり、ロシア側のDNA鑑定でいずれも乗員乗客のものと一致しました。
このため日ロ両政府は、遺体の引き渡しについて協議を続けてきましたが、日本の政府関係者によれば23日にロシア外務省から日本の外務省に“3人の遺体をサハリンの南部コルサコフで日本の巡視船に引き渡す”考えを伝えてきたということです。
日本政府は遺体回収に向け速やかに準備を進める方針で、9月にも引き渡される見通しです。

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