「なぜ、こんな運転をされなきゃいけないんだ」–ハンドルを握る誰もが、一度は理不尽な思いをした経験があるのではないでしょうか。あおり運転は令和2年6月に「妨害運転罪」が創設され厳罰化されましたが、日常のさまざまな場面でトラブルは起こり続けています。
今回の舞台となるのは軽自動車です。日本自動車工業会の「2025年度 軽自動車の使用実態調査」によると、軽乗用車の主運転者は64%が女性。乗用車全体では主運転者ベースの女性比率が3割台半ばなので、軽に限ると倍近い水準です。「軽=女性が乗っているクルマ」というイメージは、あながち間違いではないのかもしれません。あおり運転をする側が“反撃されなさそうな相手”を選んでいるとしたら、軽自動車が狙われやすい理由も見えてきます。
「道幅が狭かったので左側ギリギリまで寄せてから、ハザードランプをつけて車を停めました。すると相手は追い越す際に横に並んで怒鳴り散らしてきたんです」