TBSの安住紳一郎アナウンサー(52)が5日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に出演。東京都江東区の豊洲市場で同日、今年最初の取引となる「初競り」が行われたことに言及した。
安住アナは「豊洲市場で一番マグロが初競りにかかったということで、なんと5億円の値段がついたということですよねえ」と伝え、「初競りなので、いいものを捕ってくれる漁師さんや関係者の皆さん方のモチベーションになるように、もうかっているところが普段よりも高めの値段で競り落とすというのが商売人の心意気みたいなことがあるわけですが、マグロだけはちょっとここ10年、異常な値段になっていますよね」と続けた。
そして「200何キロだと大体キロ1万円くらいですから、本来だと300万円くらい、高くても450万円くらいのマグロを5億円で落としているってことなんですが、皆さんももうこの10年聞いていると思いますけれども、すしざんまいグループとオノデラグループが引くに引けなくなって、これくらいの値段になったということです」と説明。「今年はどこが落としたんでしょうか」と初競りのVTRを紹介した。
この日の初競りでは、243キロの青森県大間産クロマグロが最高値の5億1030万円で競り落とされた。都によると、記録が残る1999年以降で最高落札額。旧築地市場(中央区)から豊洲に移転して初の新年を迎えた2019年の3億3360万円を大幅に上回った。
競り落としたのは、すしチェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」。木村清社長は「一番マグロは縁起物。一人でも多くの人に、食べて元気になってほしい」と満足げに語った。マグロは築地の本店で解体後、全国の店舗で通常と同じ値段で提供するという。
◇近年の築地・豊洲市場マグロ初競りの最高価格(キロ数・産地)と落札者
13年 1億5540万円(222キロ=大間産)喜代村
14年 736万円(180・4キロ=大間産)喜代村
15年 451万円(180・4キロ=大間産)喜代村
16年 1400万円(200キロ=大間産)喜代村
17年 7420万円(212キロ=大間産)喜代村
18年 3645万円(405キロ=大間産)やま幸・オノデラグループ共同
19年 3億3360万円(278キロ=大間産)喜代村
20年 1億9320万円(276キロ=大間産)喜代村
21年 2084万円(208・4キロ=大間産)やま幸とオノデラグループ共同
22年 1688万円(211キロ=大間産)やま幸とオノデラグループ共同
23年 3604万円(221キロ=大間産)やま幸とオノデラグループ共同
24年 1億1424万円(238キロ=大間産)やま幸とオノデラグループ共同
25年 2億 700万円(278キロ=大間産)やま幸とオノデラグループ共同
26年 5億1030万円(243キロ=大間産)喜代村