三重県いなべ市で2021年、時速約128kmで車を運転中に事故を起こし、2人を死傷させた罪に問われている男に、懲役6年の判決が言い渡されました。
危険運転致死傷の罪に問われたのは、三重県いなべ市の無職の男(40)です。
起訴状などによりますと、男は2021年7月、いなべ市藤原町本郷の市道で時速約128kmで車を運転し、カーブを曲がりきれずに対向車線に出て、この車線を走っていた車に衝突したとされています。
衝突された車は道路外の林に転落して横転し、運転していた男性(当時64歳)が死亡したほか、同乗していた男性(当時64歳)も大けがをしました。
男は起訴内容を認めていて、検察側は懲役7年を求刑していました。
津地裁は9日の判決で、「職場のストレスを発散したいという身勝手で浅はかな動機から危険運転に及んだ。厳しい非難に値する」とする一方、「事実を認めて反省の言葉を述べ、死亡した被害者の遺族に保険会社を通じて5000万円余りを支払って和解が成立している」などとして、懲役6年を言い渡しました。