東京・豊洲市場(江東区)で5日、新春恒例の初競りが行われた。
243キロの青森県大間産本マグロが、記録の残る1999年以降で最高値となる5億1030万円で落札され、今年の「一番マグロ」となった。すしチェーン「すしざんまい」を展開する「喜代村」が競り落とした。
喜代村が2019年に落札した最高額3億3360万円の1・5倍。同社の木村清社長(73)は「あれよあれよと上がってびっくりしている。縁起のいいマグロを食べて一人でも多くの人に元気になってほしい」と笑顔で語った。
一番マグロは中央区築地のすしざんまい本店に運ばれ、午後から赤身1貫398円、中トロ同498円、大トロ同598円の通常価格で提供される。
一番マグロを釣り上げた青森県大間町の漁師、伊藤豊一さん(60)は「うれしすぎて夢みたいだし、5億円は全然ピンとこない金額でびっくりした。みんなに『大間まぐろ』の味をかみしめてもらいたい」と喜んだ。