東京都福生市熊川の熊川児童館の屋上で1日、横田基地(福生市など)への降下訓練中に落下したパラシュートが見つかった。
防衛省などによると、けが人はおらず、物的な被害も確認されていない。
同省や市によると、訓練は先月20日に実施。米兵は主パラシュートを切り離した後、予備で基地内に下りており、見つかったのは予備に付いている「誘導傘」。同日夜に米軍が無断で児童館の敷地に立ち入り、ほかに落ちていた主パラシュートを回収したという。
同18日には訓練中だった米兵のパラシュートが開かず、予備を使って羽村市内の民家に降下した。米軍は18、19日に降下訓練を中止して使用機材を点検し、20日に再開したばかりだった。
福生市の加藤育男市長は「子どもが集まる施設内への落下だった。公共施設に無断で立ち入っており、極めて遺憾だ。(米軍は)地元自治体からの抗議や要請に真摯(しんし)に対応していない」とコメントし、都や周辺自治体と連携して強く抗議する考えを示した。