大阪維新の会の西野弘一大阪府議が4日、Xを更新。橋下徹氏が日本維新の会共同代表の藤田文武氏の「公金支出」報道について厳しく指摘していることに「あの頃を忘れたのですか?」などと反論した。
西野府議は「維新の創成期、とくに新人は本当に大変でした。事務所も貸してもらえず、印刷すら断られる中で、仲間や家族のつてを頼りに活動していた」と振り返り「『身内の支え』でここまで来たのが維新。それを今になって『身内だから排除せよ』というのは、あの頃を忘れたのですか?橋下さん」と呼びかけた。
つづく投稿でも「値段が同じなら、より質の高いものを選ぶのが筋。それを『身内企業だから』と排除して、質の低いものを選ばされるのは本末転倒ですよ橋下さん」とも呼びかけ。「値段も質も同じなら、次に見るのは納期や、自分の手間が省けるかどうか。結果として身内企業になることがあっても、それは政治資金の使い方として間違っていません。むしろ『身内だから』と排除することで、結果的にコストが上がったり、効率が下がる方が、不誠実な使い方です」ともつづった。
橋下氏は藤田共同代表が公設秘書が代表の会社に印刷などを発注していたことを問題視し、連日、自身のXで問題点を指摘し続けている。