採用面接は、応募者が企業を見極める場でもあることを忘れてはならない。投稿を寄せた茨城県の30代男性(専門職/年収700万円)は、中途採用のオンライン面接で体験した不快な出来事を書いている。
その日、面接の時間になっても面接官は現れなかった。会社に電話すると、「急ぎで入る」と言われ、慌ただしく面接が開始した。企業側のミスなのだから、謝罪から入るのが誠意ある対応だろう。しかし……。
「入って来るや『面接します。まず自己紹介からお願いします』と言われ10分以上遅刻しても謝罪もないのかと思いました」
遅刻したことへの詫びは一切なく、当然のように面接を始めようとする態度に、印象は最悪なものになったようだ。(文:長田コウ)

面接が始まってから、男性は面接官を試すような態度に出たようだ。
「ふてくされて質問に回答しても、『そうですか。ありがとうございます』としかなかった」
面接官の態度は手応えのないもので、男性は失望したのか「逆質問もなしで面接を切りました」と自ら面接を終了させた。
そのまま縁が無かったかと思いきや、意外なことに後日、合格通知が届いたという。しかし、男性の不信感は変わらなかった。
「何を見ていたのかわからず、謝罪もしない会社なのだと思い面接辞退をしました。口コミサイトを見たら、ほかの人も同じ内容を書いていたのでそういう会社なんだと思い、この会社はだめだと思いました」
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