石破総理が辞めない姿勢を貫く中、焦点となっているのは、臨時総裁選を求める議員らが過半数を超えるかどうかです。その意思を確認すること自体、初めての試みですが、方向性が見えてきました。
【ミャクミャクとじゃれあう様子も】石破総理 「TICAD=アフリカ開発会議」での様子
20日から横浜市で3日間にわたって開催されたアフリカ諸国との国際会議(TICAD)。
石破総理は、万博のキャラクターとじゃれ合い、別の着ぐるみともハイタッチ。いつになくご機嫌な様子です。そして、3日間で34人の首脳らと会談。国のトップとして実績を積み上げる姿勢をアピールします。
一方で、こんな場面も…
石破茂 総理大臣「もう仕事の話はやめましょう。疲れますから。総理大臣とかやっておりますとあんまり楽しいことはございませんで…そこで外務大臣、笑わない。楽しいことはそんなに多いわけではございません」
自党内で続く“石破おろし”へのぼやきでしょうか。臨時総裁選に向けた議論も始まる中、「ポスト石破」候補の動きにも注目が集まります。
総理がアフリカ諸国との首脳会談に奔走していたころ、大阪関万博の会場では…
小泉進次郎 農水大臣「これ、25年後の僕?」日本維新の会 吉村洋文 代表「もっと(小泉)純一郎さんみたいになるんかな」小泉 農水大臣「もっとこんな感じに ハハハ」
“石破おろし”が続く中、21日、日本維新の会の吉村代表のアテンドで万博を視察した小泉大臣。自党が少数与党になり、維新との連立も取りざたされる中での動きに…
ーー小泉大臣がもし今後自党の総裁になった場合は党首同士ですが…
吉村 代表「もともと僕、進次郎さん信頼してますんで。自党総裁選になるかどうかも決まってないから…いま内部でゴタゴタしてる感じはありますけれども、きちんとどういう体制になるのか早く決めてもらいたい」
エールを送られた小泉氏は…
小泉農水大臣「『自党しっかりしろ』と、『ひとつにまとまって国の求める課題解決を前にしっかり進めろ』と、この声はその通りだと思います」
決め手を欠く“石破おろし”。そこに白黒つけようと自党で具体的な議論を始めたのが、前代未聞の臨時総裁選。
自党の歴史上、総裁本人が辞める意思を示していないのに任期途中に臨時総裁選が行われたことはありませんが、党則では、国会議員らの過半数の要求があれば総裁選を実施できるのです。
では、その要求をどうやって確かめるのか、というのが目下の焦点。
自民党 逢沢一郎 総裁選管委員「総裁選挙をやるべきだという方々に申し出てもらう。書面で、その意思を示していただくということに整理する」
19日、総裁選の選挙管理委員会で方向性が決まったのは、各議員らが記名したうえで、書面で臨時総裁選を要求するかどうかの意思表明をさせる方法。氏名の公表も検討されていて、いわば、“石破おろし”に「踏み絵」を迫る形です。
名前を明かしてでも退陣要求を突きつける議員は果たして何人いるのか…。“石破おろし”をめぐる攻防は、いよいよ佳境をむかえます。