食品メーカー「ミツカン」が15日、公式X(旧ツイッター)を更新。過去の投稿について「不快な思いをさせてしまった」として謝罪していた。
現在、X上ではそうめん作りが大変か、そうではないかを巡る議論が大きな反響を呼んでいる。「前々から思ってましたが「家事」なんて一人暮らしの大学生男子だってやってますよ あんなチョロいもんをタスクにカウントしないで下さい」「子供の頃、我が母は「今日は手抜きさせて、」と言ってそうめん出してたな笑」といった意見や、「自分だけなら良い自分の意思やタイミングに関係なく他人の分まで作るのが大変なんだよ」「そうめんが重労働って言ってるっていうより「そうめん”で”いいや」って言う旦那さんへの反論だと思う」などの意見が書き込まれている。
そうめんを巡る議論が白熱する中、ミツカンは13日に「冷やし中華なんてこれだけでも十分美味しいです」とし、茹でた中華麺に同社のつゆをかけたシンプルな冷やし中華の写真を投稿。「我が家の冷蔵庫にあります」「個人的にはこれが一番好き」などの好意的な意見が寄せられた一方で「あえて主婦層への当てつけみてーな投稿する自我もった企業アカはドン引き」「最近こういう企業同士の悪ノリ流行ってるよね。いじめとおんなじだろコレ」などの批判的な意見も書き込まれた。
これを受け、ミツカンは「この度、当社の8月13日の投稿により不快な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
13日の投稿を削除した上で「当該投稿は、暑い日でも、手軽にごはんを楽しんでほしいと、日々頑張っている人たちの後押しになったらという思いで、夏季休暇の時期に合わせて投稿を企画していたものでした。結果として、見てくださった方々のお気持ちを害してしまったことを、深く反省しています。皆様からのご意見を真摯に受け止め、今後は発信の内容により一層の注意を払い、運用に努めてまいります」とお詫びした。