経済学者・竹中平蔵氏が30日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、続投に意欲を示した石破茂首相に苦言を呈した。
石破首相は28日の党両院議員懇談会で、与党過半数割れの大敗を喫した参院選について陳謝した上で「政治空白を生むことがないように責任を果たしたい」と続投に重ねて意欲を示した。
この件について、竹中氏は「あえて言えば、政治空白を作ってもいい時期があるのかと。どんな状況でも政治空白を作ってはいけないわけですから、そんな議論はありえないわけです。論理として成り立ってない」と批判。
また「本当の意味で自民党こそガバナンスがちゃんとあるということを、国民に示してもらわないと。こういう状況で責任の所在も明らかではないということになると、自民党の支持率はますます下がっていくと思います」と私見を展開していた。