ある回転寿司店でお客さんに提供された、小さくて可愛すぎる“赤ちゃん寿司”の写真がXに投稿され、約3万件の”いいね”を集めて話題になっています。
【写真】ミニサイズの「赤ちゃん寿司」に大興奮
投稿主はSNSで日常や育児に関するエッセイ漫画を発信している、イラストレーターの伊藤ぽんぽこさん(@ito_ponpoko)。家族で旅行をしていた際に子連れで回転寿司店へ入ったところ、注文した寿司にミニサイズの”赤ちゃん寿司”が添えられていたんだそう。
「見間違いか?と思ったんですが、どう見てもお寿司で『なにこれ!!!!!!かわいすぎる!!!!』とテンションが一気に上がり、即息子とみんなに伝えました」(伊藤さん)
ミニサイズの寿司については特に店員からの説明もなく、自然な流れで手渡されたのだとか。その心配りに、プロの技と粋な計らいを感じたと語ります。
「さりげなくお客に喜んでもらうものを作る心意気と慎ましさ、そしてクオリティの高さは、まさに“天下一の寿司職人だ”と感じました。また、回転寿司屋さんで働くご飯を運ぶロボットの名前が“菊次郎”と記されていて、運んでくるたびに映画『菊次郎の夏』のテーマソング“summer”が流れてきたときは、『このお店のセンス好きだなぁ』と思っていました(笑)」(伊藤さん)
この回転寿司店は旅行中の立ち寄り先として偶然選んだ店だったため、このようなサービスがあるとはまったく予想していなかったといいます。
「実は大雨の中の旅行帰りに寄ったもので、子どもは常に抱っこ&散策があまりできず、半分寂しい気持ちだったんですが、寿司職人さんのおかげで忘れられない楽しい思い出にできました」(伊藤さん)
実際に、赤ちゃん寿司を見た息子さんは大はしゃぎだったのだとか。両手をほっぺの近くに添えながら高音で「かわいい~~~!」と喜ぶ息子の姿に、「かわいいのはあなたもだよ」と、伊藤さんも心の中でほっこりしていたそう。
「息子も、赤ちゃん寿司のあまりの可愛さに大興奮していました。キラキラと目を輝かせながら『かわいいいいい!!写真とって!!!!』とニコニコ楽しそうにしていました」(伊藤さん)
ちなみに、この“赤ちゃん寿司”はネタも普通の寿司とまったく同じで、本格的な仕上がりだったそう。「ただ、お寿司は赤ちゃんサイズも大人サイズも、私が美味しくいただきました(笑)」と伊藤さんは笑います。
普段から外食の際には、「子どもOKかどうか」を必ずチェックするという伊藤さん。子ども用の椅子や食器があるか、キッズクラブ的な設備があるかどうかなど、事前に調べることで安心して過ごせるお店選びをしているといいます。
「子連れだと、やはり『急いで食べなきゃ…!騒がしくする前に…!』と忙しなく過ごしてしまいがちなので、こういった『お子さんも歓迎していますよ』といった雰囲気を感じられると、親としてはホッとしますし、とっても嬉しい気持ちになります。粋なサービスのおかげで、寂しい気持ちが楽しい気持ちに早変わりしたので、本当にありがたかったなあと思っています」(伊藤さん)