小田原市教育委員会は3日、市立小学校2校で市内の弁当製造業者から納品された給食用の米飯に黒いカビが混入していたと発表した。別の3校を含めた計5校で同じ業者から納品された米飯に同様の異物が計8回確認されていた。
市教委はこの業者から提供を受けている13校で1週間程度、米飯の納品を中止し、各校の給食室で備蓄米を調理して提供する。
市教委によると、確認されたのはいずれも大きさ1ミリ程度の黒い異物。各校一つの容器に一つ見つかり、教員が異物周辺の米を除去して提供された。