名鉄バスは30日、協定に基づいて運行している愛知県豊田市のコミュニティーバス「とよたおいでんバス」で、同社の40歳代の男性運転手が、乗務中にスマートフォンを操作し、追突事故を起こしていたことを明らかにした。
市と同社によると、運転手は4月25日午前7時15分頃、同市トヨタ町の国道248号交差点で、赤信号で停車中に運転席脇に置いていた私用のスマホを操作。その際にブレーキをかけた足が緩み、前方の軽乗用車に追突した。乗客4人や車の運転手にけがはなかった。
同社は同日に市に事故の報告をしたが、スマホ使用の報告は同28日に遅れた。スマホはかばんにしまうよう社内規則で定めており、同社は「規則を厳守するよう指導を徹底する」としている。