大阪・関西万博でまだ開館できていないネパールパビリオンについて、建設会社に工事費の一部が支払われず工事がストップしていることがわかりました。博覧会協会は「ネパールがパビリオンを出展したいという 意向は変わっていない」とコメントしています。 大阪・関西万博は158の国や地域と7つの国際機関がパビリオンを出すことにしています。 博覧会協会によりますと、インド、ネパール、ベトナム、ブルネイの4か国は内装や展示工事が間に合わず、パビリオンの使用許可が得られていないため、13日以降、開館できていません。

博覧会協会は21日の会見で、インド・ブルネイ・ベトナムについては「4月中の開館を目標に手続きを進めている」としていました。 関係者によりますと、工事費用の一部が建設会社に支払われず、今年1月中旬から作業がストップしているということです。 博覧会協会は「工事が止まっているのは事実で、ネパールがパビリオンを出展したいという 意向は変わっていない」とした上で「協会としてもサポートしていきたい」としています。