30日朝早く、佐賀県鹿島市の住宅で、住人の男性が「面識のない男に切りつけられた」と110番し、警察が殺人未遂事件として捜査していましたが、その後、この男性が事件は「虚偽」だったと話していることが新たに分かりました。
これは30日午前6時半ごろ、佐賀県鹿島市中村の住宅の廊下で、この家に住む50代の男性が男に包丁で切りつけられたとして、110番していたものです。話に矛盾点があり、さらに話を聞いていたところ、虚偽の通報をしたことを認めたということです。警察は、偽計業務妨害や軽犯罪法違反の疑いがあるとみて、動機について任意で調べる方針です。男性は一人暮らしで大きなケガはしておらず、警察に対し「面識のない男と鉢合わせた」と通報し、警察が住居侵入と殺人未遂事件として捜査していました。