山梨県初の大型スーパー、コストコのオープンに大勢の人が殺到しました。深夜に1000人以上の行列ができたため、急きょ2時間半前倒しして、午前4時半に開店する事態となりました。
まだ薄暗い午前4時。オープンまで3時間もあるというのに、店の前は行列です。駐車場も満車で、車を止める場所もありません。
先頭の女性客は1週間前から並んでいたといいます。
行列はこの時すでに1000人以上。すると突然、入り口のシャッターが開きました。予想を超える人出にオープンを前倒しする事態に。その瞬間を、固唾を飲んで見守ります。
1万平方メートルを超える広い店内には、食品や日用品など、3500種類以上が並びます。
さらに、山梨のワインパミスを使用したゴディバの限定チョコレートも次々と売れていきます。
そんななか、オープンからわずか10分足らずで駐車場に姿をみせたのは、行列の先頭から5番目に並んでいた客です。
店内では定番のお肉コーナーにパンコーナー、総菜コーナーも、どこも人・人・人。“コストコサイズ”と呼ばれる、特大サイズの品々ですぐにカートは山盛り状態に。
一方こちらは、日用品を中心に買い物に来たママさん。幼子2人を連れ悪戦苦闘していました。
さらには食品コーナーに迷い込みますが、かなり混雑していて、カートが渋滞してなかなか動きません。
コストコ名物の1つといえば、特大の「くまのぬいぐるみ」。店の一角では、巨大なぬいぐるみの全身を眺め、熱心に手触りを確認する人がいました。
長い品定めの末、購入を決めました。
女性客の視線の先にあったのは、ホタテやアワビなどの海産物です。
オープン開始から2時間以上経つと、今度はレジが大混雑。会計を待つ客で長い行列ができました。
山盛りのカート2台分の商品を購入した男性にレシートを見せてもらうと。テッシュペーパーなどの日用品に、およそ2万円の宅配ボックスなど、合わせておよそ9万円分。
すると、奥さんがやってきて。
そんななか、隣接する商業施設の敷地ではコストコをのぞき見る女性が。よくみるとスマートフォンを構えています。一体、何をしているのでしょうか。
晴れていれば「逆さ富士」も楽しめるこのスポット。「コストコ富士」が「映える」と、今話題となっているのです。ただ、この日はあいにくのくもり空。肝心の富士山は隠れていました。
併設されているガソリンスタンドにも、地元客が続々と給油に訪れています。
一方、地元のガソリンスタンドは。
この日は、レギュラーガソリン178円。コストコよりも割高ですが、窓ふきや配達などきめ細やかなサービスの重要性を見直すきっかけになったといいます。
(「グッド!モーニング」2025年4月13日放送分より)