元タレント・中居正広氏の女性トラブルを巡るフジテレビの問題の調査にあたった第三者委員会は31日、394ページにわたる調査報告書を公開。調査報告を受けてフジテレビは東京・台場の同局内で会見を開いた。清水賢治社長は、調査でフジ社員の女性アナウンサー(女性A)への性暴力が認定された中居氏について「後にはあらゆる選択肢というものが検討には残っていると思う」と言及。民事、刑事で責任を問う可能性を否定しなかった。
一方で「真っ先にやるべき、最優先事項は信頼回復」と明言。再生・改革プロジェクトを推進し、第三者委に「ハラスメントに寛容な企業体質」と指弾された企業風土の改革を進め、一連の事案を受けて離れたスポンサー、視聴者の信頼を回復することに努めていく方針を示した。