2月16日未明、奈良市の平城宮跡・朱雀門前の県道で、5人が乗った乗用車が街路樹に衝突し、助手席の20代男性が死亡しました。警察によりますと、16日午前4時40分ごろ、奈良市二条大路南で、県道を西へ走行していた乗用車が歩道の街路樹に衝突する事故がありました。助手席に乗っていた、22歳の男性が車外に放り出され病院に運ばれましたが、体を強く打って、死亡が確認されました。運転していた46歳の男性は肋骨を折るなどの重傷です。このほか、後部座席に乗っていた20代と40代の男性計3人もけがをして病院に運ばれました。何人かは会社の同僚とみられ、当時は大阪へ向かう途中だったということです。現場は、平城宮跡の南側を東西に走る片側2車線の直線道路で、警察が事故の原因を調べています。