きょう午後3時ごろ、山形県米沢市の住宅街で雪の重みで建物が倒壊したと市役所から消防に連絡がありました。
【写真を見る】「トラックが突っ込んだのかと」雪の重みで建物が倒壊 積雪は一時平年の2倍…今後寒波再襲来で大雪から家を守るには(山形・米沢市)
倒壊したのは米沢市の中心部、城南町にある住居の車庫の部分とみられる部分です。
けが人はいないということです。
倒壊したのはきょう昼前とみられ、近くの人によると、大型トラックが建物に突っ込んだような音がしたということです。
米沢市は先週の寒波で、一時平年の2倍となる140センチ以上の積雪となっていました。
■雪による倒壊を防ぐには?
大雪による建築物の倒壊を防ぐには?~ 大雪の被害から大切な命・財産を守るために ~として、山形県が雪による建物被害を防ぐためのポイントを発信しています。
建築物を所有・管理する方は以下のことにご留意ください。
■雪下ろしのタイミングは?
一般的な木造の住宅は70㎝程度が目安です。70㎝にならなくても、建具の開け閉めがきつくなったら雪下ろししましょう。
アルミ製のカーポートは、メーカーが積雪の深さを指定していますので、確認してください。
比較的大きな建物には、「雪下ろし表示板」がある場合があります。建物の設計の際に想定した積雪の深さが記入されていますので、その深さを目途に雪下ろしをしてください。
■軒先に注意!
軒先から雪がせり出したり、つららが垂れ下がったままにしておくと、非常に危険です。
軒先が雪の重みで折れてしまうこともあります。軒先の雪は早めに落としておきましょう。
軒先が道路に面している場合は、通行人の安全にも十分配慮してください。
■空き家には近づかない!
古くなった空き家に雪が積もると、倒壊する危険があります。むやみに近づかないようにしましょう。
危険だな、と感じた場合は、空き家の所有者、管理者又は市町村に連絡してください。