また繰り返されるのか。東京・新宿区歌舞伎町のトー横をめぐって、またしても少女にわいせつな行為をしたとして、少年少女を支援する団体の男が逮捕された。過去には炊き出しなどを行っていた男も同様に逮捕されたことがあった。
先週、警視庁に逮捕されたのは支援団体「オウルxyz(オウリーズ)」の元代表だった40代男。2023年10月に埼玉のホテルで当時17歳の少女にわいせつ行為をした埼玉県青少年健全育成条例違反の疑いがある。男は否認しているという。
オウリーズはすでに解散しているというが、公式サイトは残っている。トー横で活動する防犯ボランティア団体を名乗り、トー横に集まる少年少女の相談に乗ったり、行政につないだり、清掃や炊き出しをしたりすることを活動内容としていた。
トー横を取材するジャーナリストは「支援団体の人間でありながら少女にわいせつ行為をして逮捕されたケースでは爛魯Ε覘瓩いました。ハウルも支援団体の代表としてトー横で炊き出しなどをしていました」と指摘。ハウルを自称していた男は逮捕後の22年に東京拘置所内で死亡している。
支援団体の人間が続けて少女にわいせつ行為を働いて逮捕されるとは悪質極まりない。
「トー横周辺には今も自警団のつもりなのか、いろんなグループがいますが、よからぬ考えを持って支援団体を作ろうという人間が現れかねない。また、せっかく支援している人もそういう目でみられかねない」(同)
迷惑そのものだ。