秋田県は14日、観賞用植物「グロリオサ」の球根を食べた秋田県大仙市の60歳代男性が食中毒を発症したと発表した。
発表によると、男性は8日、自宅で保管していた球根を煮物にして食べた。嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出て医療機関を受診し、現在は快方に向かっている。
グロリオサは市販されているユリ科の有毒植物で、形や色がイモ類と似ている。男性はナガイモと間違えて食べたという。
県生活衛生課は「観賞用植物の球根は食用の野菜と同じ場所に保管せず、誤って食べないように注意してほしい」と呼びかけている。