初詣、初日の出、初売り……大晦日を終え、新年に変わった途端、「初物づくし」が始まります。これらのイベントを楽しむ男女の素性は様々です。大半は「普通の」カップルや夫婦でしょう。しかし、一部には男女どちらか、もしくは両方が既婚者、要するに不倫カップルが混じっている可能性があります。本人たちがどう思おうと道を外れた恋愛であることに変わりはありません。いつ終わってもおかしくない刹那的な関係でしょう。
筆者は行政書士、ファイナンシャルプランナーとして夫婦の悩み相談にのっており、『みんなの不倫~お値段は4493万円!?~』(宝島社)を出版しています。現場では相談者が証拠として不倫現場の写真や動画を持参することも多いです。筆者は多くの証拠を目にしてきましたが、おのろけで浮かれ気分で地に足がついていない感じ。おおげさにいうならば愛情表現が「痛々しい」印象です。

写真の詳細ですが、背景は旅館の一室という感じ。そこに映っていたのは妻らしき女性と「知らない男性」のツーショット。二人ともカメラに向かってピースサインをとっています。筆者は「男性の右腕が途中で切れているので、男性が自撮りしたのでしょう」と解説しました。

そんななか、当時と携帯番号が変わっておらず、返事が届いたのが妻でした。とはいえ、高校を卒業してから会っておらず、やり取りをするのは20年ぶり。男性は「最初は彼女が結婚しているなんて知りませんでした」と懺悔します。

◆夫婦関係はむしろ悪化してしまった?