秋田・湯沢市で20日、こども園の方にクマが歩いていく姿が撮影された。クマが現われたのは午後10時ごろで、翌朝クマの足跡が残されていた。こども園の周辺でも足跡が見つかっていて、こども園では外遊びを中止した。
秋田・湯沢市で20日午後10時過ぎに撮影されたのは、キョロキョロとあたりをうかがうクマの姿だ。黒い影が向かう先にあったのは、こども園だった。
次の日、取材に訪れると、積もった雪の上に大きな足跡が残されていた。20日に“のっしのっし”と歩く姿が撮影されたクマのものとみられる。
みたけこども園の園長は、「園児を預かっているので、やはり万が一何かがあってはと思って、朝からドキドキしてますね」と話し、緊張している様子だ。
園長が安全を心配するのも無理もない状況だ。
実はクマの足跡は周辺でも見つかっていて、あたりをうろついていたことがわかっている。そのため、園児が楽しみにしている「外遊び」を中止する事態になっている。
この時期、冬眠しているはずのクマがなぜ確認されたのか。
秋田県のウェブサイトによると、クマは“食べ物がある限り冬眠せずに起きていることができる”という。そのため、家の外に生ゴミなどを放置しないよう呼びかけている。(「イット!」 1月22日放送より)