大阪府貝塚市の港で両足を縛られた男性の遺体が見つかった事件で、警察は男性を監禁したなどの疑いで逮捕されていた27歳の男らを死体遺棄の疑いで再逮捕しました。 死体遺棄の疑いで再逮捕されたのは、飲食店経営・中村僚希容疑者(27)、大阪市平野区の会社員・森本飛翔容疑者(22)、大阪府枚方市の自営業・川口陽大容疑者(21)ら3人です。 警察によりますと、中村容疑者ら3人は、共謀のうえ、去年10月27日ごろ、大阪府内またはその周辺で、顔面や両足首に布テープを巻きつけて緊縛した男性(当時26)の遺体を海へ投げ込み遺棄した疑いがもたれています。
警察は3人の認否を明らかにしていません。 中村僚希容疑者(27)ら3人は、去年10月26日夜、大阪市中央区島之内の路上でアルバイトの男性(26)を車で連れ去り、監禁した生命・身体加害目的略取などの疑いで去年12月1日に逮捕されていました。 男性の死因は膝から下をテープできつく縛られたことによるショック死で、警察は殺人・死体遺棄事件として捜査していました。▼共同で開業予定だった飲食店巡り金銭トラブルか 捜査関係者によりますと、男性が去年8月、中村容疑者と共同で飲食店を開業しようとしていたということです。警察は飲食店の開業をめぐり金銭トラブルになった可能性もあるとみて捜査していました。