愛知県犬山市で2024年5月、小学1年の女の子が虐待を受け死亡した事件で、12月20日、市の内部検証の結果が公表されました。 24年5月、愛知県犬山市の小学1年・島崎奈桜さん(当時7)が虐待を受けて死亡した事件では、母親と内縁の夫が逮捕・起訴されています。 犬山市は県の第三者委員会とは別に、市役所の担当課や保育園の対応についての検証を進めていて、20日、原欣伸市長に報告書が提出されました。 報告書では、担当課に虐待対応の知識やノウハウがなく、奈桜さんに繰り返し傷やアザが確認されていたたにも関わらず、県の児童相談所の案件として指示に従うのみだったと指摘しています。 また、保育園から奈桜さんの傷などについて児童相談所に報告した際、児相が「連絡の度に会議を開かなければいけない。そんなに連絡してもらっては困る」などと返答されていたことも明らかになりました。