11月26日、札幌・すすきののガールズバーで4人が負傷した放火事件で、火をつけたとみられる男性(41)が事件直前に自身のものとみられるSNSのアカウントから犯行をうかがわせる投稿をしていたことがわかりました。男性は26日午後3時9分、「楽しいことするよ」と投稿。その約10分後に店内にガソリンのような液体が入ったバケツを持ち込み、放火したとみられています。

意識不明の重体となっている男性は、けがをした20代の女性従業員と以前交際関係にあったとみられていて、同居していたといいます。女性は11月7日夜に交番を訪れ「別れ話でもめた。彼氏が暴れた」などと相談。警察は翌8日に男性を口頭で注意し、その際男性は「反省しています」と話していたということです。女性は同居を解消し別の場所に避難しましたが、男性は8日と11日にSNSで自殺をほのめかす投稿をしていました。警察は、交際を巡るトラブルが背景にあったとみて、男性の回復を待って詳しく事情を聞く方針です。