NHKから国民を守る党の立花孝志代表が29日、国会内で会見し、ユーチューブチャンネルの男性記者に退席を命じる騒動となった。 斎藤元彦知事が再選した兵庫県知事選を巡って、PR会社女性社長のSNS投稿で公選法違反の疑いが持たれれば、百条委員会委員長の奥谷謙一県議が立花氏を刑事告訴するなど混乱が続いている。
この日の会見ではユーチューブチャンネルの男女記者2人による県知事選関連で立花氏への質問攻めとなり、40分以上にわたって、質疑応答が続いたうえに法律解釈での押し問答となった。
立花氏は「ウチの会見なので、ちょっとそっちの番組に呼んでくれたら行けますよ」と場を移しての取材機会を提案したが、男性記者は「いや、それは」と応じなかった。
これに立花氏は「君の質問に時間がかかるから、他の人たちの質問を確保するために1時間でも2時間でも君のチャンネルに行ってやると言っている」と促したが、男性記者が質問を続行したことで、退席を命じた。男性記者が一時抵抗したことで衛視が呼ばれる騒動となった。