広島・廿日市市で、住民の不安が募り続ける出来事が防犯カメラにとらえられていた。
10月28日夜9時ごろ、現れた人影。

そして目撃されたのは、“カニ歩き”。さらにもう1人、こちらも壁に沿って“カニ歩き”。
その目的について、2人組を目撃した住人は、「センサーライトがどこで作動するのか、その範囲を探っているのかな、みたいな動きをしていたので」と語る。
住人の恐怖はこれで終わらなかった。
「やっぱり闇バイトで下見だったのかな」と不安になった住人は、翌日警察に通報した。
2人組の狙いは何なのか。
駆けつけた警察官は、「やっぱり狙われやすい車なので、闇バイトなのか、車の盗難なのか」と話したという。
ところが警察官が帰った29日の夜や、さらに次の日の30日夜にも、2人組はなんと3日連続でやってきた。
住人は3日目に、あることを試した。
30日午後9時ごろ、2人組が現れた。待ち構えていた住人が、家の中から手動でセンサーライトをつけたり消したりしてみると、驚いたように2人組が固まった。
さらにライトが消えると同時に、あの“カニ歩き”を始めたが、2人組は「やべっ!」と声を出し、諦めたのだろうか、なぜか笑いながら立ち去っていった。
警察によると、周辺地域では10月以降、不審者に関する相談や情報が毎日のように寄せられているという。(「イット!」11月25日放送より)