最近の日本社会は冷笑的で世知辛い、そう感じている人は少なくないのかもしれない。道を尋ねても無視をされ、倒れている人がいても見て見ぬふりをする。もちろんこういった行為はトラブルから身を守るためだろう。親切心から道を案内し、思いもしない事件に巻き込まれた人だっている。「昔と変わってしまった」と嘆き悲しむのは違うだろう。時代が変われば常識も変わる。
そんな、今どきの常識に『違和感』を持つ人は少なくないようだ。インタビューをしているといくつかの興味深いエピソードに出会ったので、順に紹介させていただく。

◆「電話がしたくない」21才の彼女

「ひと回り以上年下の彼女がいるんですけど、価値観が違うなって思うことがありますね」