新型コロナウイルスワクチンを巡り、神奈川県鎌倉市は26日、ワクチン接種直後に13歳の男子中学生が死亡したと公表した。遺族は国からワクチンの健康被害救済の給付金認定を受けたが、市は4月に補正予算案に給付金費用を計上した際、年齢などを非公表としていた。10月からコロナの定期予防接種を市が開始するのに当たり、遺族の要望で死亡者の年齢を明らかにした。
市などによると、男子生徒はワクチン接種した当日に突然死したという。市は具体的な死亡時期や経緯などを明らかにしていない。