東京都知事選で次点だった前安芸高田市長の石丸伸二氏が7月31日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にゲスト出演し、“石丸構文”と呼ばれる表現に不快感を示した。
都知事選後のメディア出演の際、質問者との押し問答が繰り返されたことが、ネットを中心に石丸構文と呼ばれ、SNSでトレンド入りした。
進行役のテレビ朝日・平石直之アナウンサーからは、「メディア対応は石丸構文と呼ばれていて、それをよしとするメディアがあれば、おちょくるかの表現をしているところもある。この現象についてどう感じているか」と問われた。
すると石丸氏は「まず石丸伸二個人としては、極めて不快です」と返答。「一生懸命パフォーマンスを上げようとした人に対して、その言動をおもしろおかしく茶化すというのは、自分としては絶対やりたくないです」と、語気を強めて主張した。
一方で、「ただ、それはこの自分がやろうとしている、やってきた政治のエンタメ化のためには、必要なコストなのかな。その先に生まれる価値があると信じるので、許容する。個の利益より、社会の利益が上回るので」と、一部理解も示した。