明らかにサボっているのだが、要領がいいのかわからないが、なぜか職場でまかり通っている“ズルい人”はいるだろうか。
ガールズちゃんねるに8月、「あなたの職場のズルい人」というトピックスが立った。トピ主の職場にいるズルい人とはパートの男性で、その実態を次のように明かした。
「やりたくない仕事の直前に姿を消し、他の誰かがそれを終わらせたタイミングで戻って来る」「やりたくない仕事というのは力仕事や、量があって大変な仕事です。毎日、その仕事の直前になると姿を消します」
これではトピ主を始め同僚たちはたまったものではないだろう。ついに、この“ズルい男”に仕返しを試みた。(文:天音琴葉)

ところが仕返しはうまくいかなかったらしい。
「今日はその人が帰って来るまでその仕事をやらずに取っておいたら、戻って来たのにまたどこかに行ってしまいました」
ここまで平然とサボるパート男性に、ズルいだけでなく、ヤバいとも感じたのではないだろうか。上司に注意してほしいと訴えたものの、「彼は18歳でこの会社に入ってもう15年くらいになるが、入った時からああだった。今更変わらない」と言われたそうで、何もしてくれないとトピ主は嘆いていた。上司も仕事を放棄しているようでは、ますます働く気が失せそうだ。
こういうズルい人が一人でもいると、職場の士気は下がるものだ。しかし意外といるようで、ズルい同僚に関するコメントが続々と書き込まれている。例えば、
「電話はとらない、やりたくない仕事はさりげなく押し付けるやつ」「自分の仕事は手伝わせるくせに、他の人の仕事は手伝いに来ない」
は、どちらもありがちではないだろうか。なかには、こんなズルい人もいるようだ。
「先輩がしょっちゅうサボってる。残業狙いなのか? 16時頃から働き出すから定時で終わらない」「退勤ちょっと前にトイレに行って、30分くらいして席に戻り帰る。残業30分付ける」
こうした不当に残業代をもらっている人への批判はほかにも書き込まれており、なかには「ずるいというかセコいなぁと思ってる」という的を射た指摘も。しかしいずれの職場でも上司は把握していないのだろうか。
地味なところでは、備品を補充しない、飲み会の幹事を押し付けてくるといった同僚をズルいと書き込んだ人もいる。ズルい人にもいろんなタイプがあるようだが、子育てしながら働く女性をズルいと批判するコメントも複数あった。ほとんどのワーママは大変な思いをしているから、ズルいと言われるのは心外だろうが……
「いつも子どもを言い訳にここぞという仕事をしない人がいる。もうお子さん大学生なんだが」
詳しい事情はわからないが、これは批判されても仕方ないかもしれない。ほかにも、色々なケースが出ていたが、どれも極端な例であり、そうしたわーママは実際には稀だろう。一部のズルいワーママのせいで、迷惑を被っているという意見も書き込まれていた。
「そういう人はママ友界隈でも評判悪い」「うちにもいたわ。もうその人辞めたけど。こういう人がいるから子持ちの肩身が狭くなる」
子育て世帯を応援する職場が増えてほしいが、非常識なワーママが一人でもいると、その他大勢のワーママが迷惑を被ることになるかも……。あなたの職場には、どんなズルい人がいるだろうか。