台風5号の接近にともない空の便に影響が出ている。日本航空は、8月12日の羽田、伊丹、札幌新千歳、青森、三沢、秋田、花巻、仙台、山形などを発着する78便を欠航すると発表した。約7000人に影響が出るとしている。
台風5号は、11日午前9時現在、東北太平洋側の三陸沖を自転車並みのスピードで北上している。今後、さらに速度は遅くなり、進路を西寄りに変えて、12日午前中にも東北に最も接近し上陸する見通し。
気象庁は、青森県・岩手県・宮城県で11日夜から12日午前中にかけて線状降水帯が発生して、大雨災害が発生する危険度が高まる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。