北海道の海では水の事故が相次ぎ、女性1人が死亡、男性1人が行方不明になっています。
11日午前10時半、木古内町で「妻が引き波にさらわれた」と消防に通報がありました。
波にさらわれたのは山本みゆきさん(45)で、岸から約20メートルの海面近くに浮いているところを救助されましたが、搬送先の病院で死亡しました。
山本さんは夫と子どもと3人で波打ち際を散歩していて、子どもを波から引き離そうとした際に、自分が波に巻き込まれたということです。
また、正午過ぎには小樽市で「沖合い50メートルで人が溺れているようだ」と通りかかった人から消防に通報がありました。
27歳のベトナム人男性の行方が分からなくなっています。
男性は、仲間2人と海水浴場ではない場所で泳いでいたということです。