酒を飲んで車を運転したとして、兵庫県警三田署は29日、丹波篠山市の陶芸家の男(85)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕した。
男は「いい作品が焼けて気分が良くなり、自宅で酒を飲んでドライブしていた」と容疑を認めているという。
発表では、男は28日午後10時15分頃、三田市高次の国道176号で、酒気を帯びた状態で軽貨物車を運転した疑い。
同署などによると、男は通行人の高校生に帰り道を尋ねた際、高校生の母親が酒のにおいに気づいて110番。署員が飲酒検知し、呼気1リットルから基準値を超える0・29ミリ・グラムのアルコール分が検出された。