もともと赤の他人の男女がくっつけば、自分とは異なった価値観やルールに困惑することも多々あるものだ。都内に住む佐藤美紀さん(仮名・27歳)も、受け入れ難いルールに悩まされた一人だ。
◆マッチングアプリで出会った“非の打ち所がない”男性

佐藤さんは母親が帰っていくのを見守ったが、そんな素振りを一切見せることなく時間が過ぎ、気づけば終電の時間が迫っていた。三人で一夜を過ごすことが恐ろしく、逃げるようにしてその場を去った。腹立たしい気持ちのまま自宅へ帰り、彼に騙された気がして泣いてしまったという。