良かれと思って友人のためにアドバイスをしたが、結局は「絶縁した」という経験談が寄せられた。50代女性(千葉県/営業/年収300万円)が絶縁したのは、「メンタルが弱い」というママ友だ。最終的には女性のほうからLINEをブロックするにいたったが、理由は
「週何回も朝の4時から電話で何時間も泣くようになりました
というから驚きだ。(文:林加奈)

そのママ友は離婚経験があり、子連れで再婚したという。「旦那さんは10年下のネトゲで出会った初婚の方」だったそう。その旦那さんの連れ子が女性の子どもとクラスメートになり、「家も近かったので仲良くしました」と振り返っている。ところが、そのママ友は
「だんだん家の愚痴や旦那さんの愚痴が増え、最後には週何回も朝の4時から電話で何時間も泣くようになりました」
「毎回同じ悩みを相談され、私のアドバイスは全く届いてないのに、時間だけは消費される。彼女のメンタルの支えにと思った私が馬鹿だったと、2年我慢してLINEをブロックしました」
と、絶縁した理由をつづる。辛い状況は気の毒だが、週に何度も早朝4時から電話されたら迷惑極まりない。こういう人にとっては相手の都合など考えられないのだろう。絶縁は当然の結末だ
福井県の40代男性(サービス・販売・外食/年収550万円)が絶縁したのは「もともとこだわりが強く、他人に同意して仲良くなるのが苦手な友人」だった。
「年を追うごとに友人の考え方が偏ってきた。それは新型コロナにより、外出自粛・テレワークと人と会う機会が減りだした時から顕著になり、新型コロナ前より相当頑固になった」
具体的にどのように偏っていったのかは不明だが、とにかく他人の意見を否定したがるらしい。
「こちらの考えに対し、『いや、それは』『いや、違う』等否定したり、こちらの考えの粗を探してつつくことが目立つようになった」
と振り返る。そんな友人に対し「いい加減うんざりし、頭に来た」男性は、電話で口論となったという。男性は「逆に向こうの意見や反論を徹底的に追及」したが、相手は話を逸らそうとした。そのため
「『逃げるな!』と強く一喝すると勝手に電話を一方的に切った」
と顛末を語った。
「強く言った感もあったが、新型コロナで行動制限が起きてから、友人の思想が相当ネジ曲がり偏ってきていたので、ここらが潮時と思い、連絡を断った」
と、当時の思いをつづっている。相手の意見を何でも否定する人は往々にして友人が離れていきやすい。お互いに気をつけたいものだ。
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG