集合住宅に生活騒音は付き物だ。ある程度は我慢しないといけないが、夜中に激しい音が聞こえてくるとしたら話は別だ。
「3、4年前の話ですが、隣の部屋にカップルが引っ越してきたのです。ほぼ毎夜『夜の行動』が激しくて……」
と打ち明けた兵庫県の50代前半の女性。これは嫌だったろう。(文:永本はな)

夜になると隣のカップルの部屋から次のような声や音が聞こえてきた。
「『イタイ!!』とか『ヤメテ!!』とか彼女が声をあげているのにもかかわらずドカドカ壁を叩く音を立てて、もういい加減にしてほしかったですよ…」
どういう状況なのかは不明だが、「警察にも通報したくなるぐらいに激しくて」と、かなり悩まされていた様子。夫に相談するも「主人が帰宅している間はホントに信じられないほど静かなんですよ」と、なかなか女性の言い分が伝わらなかったようだ。
そんなある日のこと。カップルがケンカしたのか、閉め出された彼氏が外から大声で「開けろ!!」と叫び、ドンドンと扉を叩く音が聞こえてきたという。
「アパート全体が揺れるほど男が暴れはじめて最初地震かと思うほど揺れたんです、さすがに警察に通報しました」
その後、警察が来たものの男が立ち去ったあとに到着したため、何もなかったことにされてしまったが……
「『お隣さん』はその後なんか夜逃げ同然に引っ越しされました。アパート全体が揺れ地震かと思うほどコワイ思いをしたのはコレが初めてですよ」
と結んだ。
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