自動車メーカー大手5社の認証試験を巡る不正問題で、国交省は浜松市のスズキ本社に立ち入り検査に入りました。

国交省によりますと、スズキで不正があったのは2014年から2017年まで製造・販売された貨物仕様のアルトです。

スズキによりますと、ブレーキを繰り返し掛けた時の停止距離を測る試験で、実際の結果よりも短く書き換えて申請していました。

再試験を行う時間がなく、担当者が意図的に結果を書き換えたとみられています。

立ち入り検査では試験データや書類の確認、担当者への聞き取りなどが行われるということです。