大阪市淀川区の障がい者支援施設で、入所者の男性が死亡しました。施設で虫歯の治療を受けていた際、容体が悪くなったということで、警察は事件と事故の両面で捜査しています。 5月27日午後、大阪市淀川区にある障がい者支援施設「アンダンテ加島」の男性職員から、「入所者の呼吸が止まっています」と消防に通報がありました。 警察によりますと、入所者の橋本邦彦さん(69)が病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

当時、橋本さんは施設で虫歯の治療を受けていて施設の職員らは「橋本さんが暴れたため職員5人で身体を押さえたら顔色が悪くなり、身動きしなくなった」などと、警察に話しているということです。 警察による司法解剖の結果、橋本さんの死因は胸や腹を圧迫されたことによる「急性呼吸障害」だったということです。 警察は職員らから話を聞くなどして、事件と事故の両面で捜査を進めています。