政府は27日午後10時46分、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射され、日本の領土領海に飛来する恐れがあるとしてJアラート=全国瞬時警報システムを発令した。ミサイルが飛来する可能性があるJアラートの対象地域は、沖縄県だったが、午後11時3分に政府は日本には飛来しないものと見られると発表した。避難の呼びかけも解除した。
27日夜10時45分頃には、中朝境界線にある中国の丹東から北朝鮮上空に向けたFNNのカメラに、上昇する飛翔体から出る炎とみられるものが捉えられた。
しかし、飛翔体の映像を大きく拡大すると、オレンジ色の炎が広がり消えていく様子が見られ、爆発したとみられる。
現場の記者も飛翔体を確認し、上空に昇ったところで爆発したような様子が見えたが、音は聞こえなかったという。
政府関係者「爆発して失敗したようにも見えるが現在情報収集中」としている。