生えたり剃ったり抜いたりと、毛に関するエピソードが集まる『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の「つんつるりんのコーナー」。4月24日の放送から厳選して男性リスナーふたりの体験談を紹介します。
「先日、風呂場でうなじのムダ毛を処理してました。ついでに夏場の短パンコーデに向けて、手足のムダ毛も一緒に剃ってました」(Aさん)つボイ「男性ですけど、ちゃんとムダ毛の手入れをしてますよ」

小高「袖もズボンも短かなるし」ふと下を見たAさんは、若い頃に比べて毛の生えている範囲が広がっているように感じたそうです。「何やらカビが広がっているようで不快に感じた私は、ここもやってしまうかと思い立ち、インマオをある程度残して剃り落としました」(Aさん)つボイ「この人は言語的に広い知識のある人です」インマオは、あそこの毛の中国語発音です。
「そして何となく若返った気持ちになった私は、スッキリした気分で風呂を後にいたしました。暫く時が経ってから風呂場から悲鳴が聞こえてきました」(Aさん)風呂場では、排水溝を開けて、Aさんの嫁が固まっていたそうです。習慣で、風呂上がりに排水溝の掃除をしようとしたら、そこには衝撃の物体が。「普段ではありえないボリュームの毛が立体的に積み上がった状態にびっくりしたようであります」(Aさん)
つボイ「毛というのは結構モワッとしてますからね」小高「フルヘッヘンド。こんもりと盛り上がった」つボイ「お、今日は外国語がずいぶん出てきますねえ。あんた、杉田玄白か。毛がフルヘッヘンドしたわけですね」杉田玄白はオランダの医学書『ターヘル・アナトミア』を翻訳した蘭学者。菊池寛が書いた杉田玄白の伝記『蘭学事始』では、「鼻とは顔の中でフルヘッヘンドするものなり」という文を見た杉田が、「フルヘッヘンド」の意味を「庭を掃けば、塵芥集まりてフルヘッヘンドする」という用例から、「うずたかい」という意味だと推測するにいたる逸話が記されています。「嫁は、私をキッと睨んで『何したの?』と一言。私は正直に話しました。男性リスナーの皆様方、もしお風呂場でマオを処理した際には必ずご自身で排水溝を掃除しましょう」(Aさん)小高「最後のお掃除までしといた方がいいね」
深刻な書き出しで始まるBさんのおたよりですが、内容はもちろん毛の話です。「メンタル不調で休職中、抗うつ剤の副作用で便秘になり、硬いU.N.K.O.が菊門を傷つけたようで、拭いた紙が血に染まっておりました」(Bさん)Bさんは、今後の衛生面も考えて、以前、このコーナーで話題となっていたアンダーヘア用カッター「ケツ毛ジョリー」という商品を購入しようと思い立ちました。小型のヘッドに、直接、肌に刃が当たらない安心設計。レビューでは高評価が多数ありました。「まずは購入するにあたり、ドラッグストアに買い物に行っていた妻のスマホにジョリーのスクショを送ったところ、「こんな恥ずかしいもの自分で買ってよ』と返され、結局ネット通販で購入」(Bさん)つボイ「ネットのありがたさってこういうことやね。対面で『ケツ毛ジョリー下さい』と言わんでもいい」
入浴中に「ケツ毛ジョリー」を使ってみたBさんですが…。「ここでまた問題発生で、毛深い自分は剃る境界線をどこにするかで悩みました。OラインはともかくIラインまで剃るのか?」(Bさん)つボイ「Iラインを『蟻の戸渡り』という…」小高「私に向かって説明して下さらなくっても結構です。求めてないです(笑)」毛についてのVIOラインは、Vラインは正面から見て、ビートたけしさんの往年のギャグ『コマネチ』の逆三角形ゾーン。IラインはVの先端から後ろへ向かう蟻の戸渡り部分。Oラインは肛門周りです。
「Iライン、Oライン、さらにΩ(オメガ)ラインとついつい剃り過ぎてしまいました」(Bさん)小高「Ωラインっていうのもあるの?」つボイ「この人は自分で、おいなりさんのことをΩラインと言ってるんです」小高「自分で言ってるのね(笑)」Bさんは、Ωを逆さにしておいなりさんをイメージしたようです。皆さんもイメージしてみて下さい。つボイ「日本の放送局とは思えない。さっきから外来語ばっかり出てきます」小高「外来語じゃない!」断固否定する小高。
「久しぶりにつるつるになったおいなりさんに感動いたしました。Oラインがきれいになったことで、確かにUNKOした後しっかり拭けるし、ケツ毛にペーパーが絡むこともなくなりましたが、良いことはふたつないです」(Bさん)今まで毛があったことで、お尻の割れ目が完全に密着することなく、スムーズにオナラが出ていたそうですが、しかし毛がなくなってお尻の両サイドの肉がくっつき、オナラがしにくくなるという問題が。つボイ「スーッと出てたのが『ブリッ』とこうなる」小高「閉鎖音と開放音みたいな感じかな」つボイ「時間が来たから、あんたの閉鎖音で閉めますよ。どんなコーナーや」(尾関)
つボイノリオの聞けば聞くほど2024年04月24日10時03分~抜粋(Radikoタイムフリー)