東京・歌舞伎町のいわゆる「トー横」で、警視庁少年育成課による一斉補導を取材中の女性記者に言いがかりをつけたとして、指定暴力団住吉会系組員の河合喬容疑者(34)ら2人が逮捕された事件で、警視庁は28日、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、歌舞伎町の組事務所を家宅捜索した。
警視庁は5月18日深夜、14歳から19歳までの爛函鴫キッズ瓧隠疑佑鯤籠海靴拭その場にいた河合容疑者ら2人は、補導の様子を取材していた20代の女性記者に腕の入れ墨を見せながら、「動画消せ」などと詰め寄り、不安を覚えさせる言動をした疑いで現行犯逮捕された。
トー横キッズと暴力団につながりがある可能性がある。
歌舞伎町関係者は「もともとトー横キッズは親のDVなどから逃げ出したコの集まりでした。トー横キッズが有名になってから、軽い気持ちで集まるコも出ています。そんなコたちを食い物にする大人たちもいます」と指摘する。
トー横キッズはトー横に座り込んで、飲酒や喫煙などをする。その中心には必ず数人の大人がいる。
「最初は『悪い大人たちや警察の補導から守る』『子供じゃ買えない酒やたばこをあげる』などと優しい顔を見せて薬物や酒を与えたり、ドラッグ代わりのオーバードーズ用の咳止め薬やかぜ薬を与えたりして子供たちを手なずけるんです。そうして恩を売って、そのうち売春や特殊詐欺といった違法行為に手を染めさせ、その上がりを取るんです」(同)
河合容疑者は4年前に爛好ウト狩り瓩蚤疂瓩気譴燭海箸發△襦あるスカウトグループが自分たちのケツ持ちの暴力団幹部を暴行したことで、暴力団数百人による爛好ウト狩り瓩行われた。その一員が河合容疑者だった。
「河合容疑者はキッズが補導されるのを妨害したことがあったようです。警視庁は、暴力団とキッズの関係を調べるでしょう」と同関係者は話している。