北九州市教育委員会は3日、同市八幡東区の市立花尾小で水道設備が破損して漏水し、校舎の大半が水浸しになったと発表した。
漏電の恐れなどについて6日までに確認し、大型連休明けの7日からの授業に影響がないか調べる。
市教委によると、3日正午頃、出勤した職員が3階建て校舎の3階手洗い場の水道管と蛇口をつなぐ金属製のホースが破損し、水が噴き出しているのを見つけた。手洗い場の止水栓を閉めて水を止めたが、3階の廊下や教室がほぼ水浸しになり、階段をつたって1、2階の大部分まで水が及んだという。
大型連休中で児童は登校しておらず、駆けつけた教職員や保護者らが水を掃き出した。ホースは交換した。6日までに他の水道設備についても不具合の有無を調べ、漏電の恐れがないかも確かめる。