5月3日未明、愛知県半田市で単独事故を起こした軽乗用車が炎上し、運転手と2歳の女の子が死亡しました。また一緒に乗っていた4歳の姉もケガをしています。 3日午前2時ごろ、半田市青山4丁目の路上で「車が燃えている」と近くを通りかかった人から消防に通報がありました。軽乗用車が横転し、前の部分には道路脇にあったガードパイプが突き刺さっています。炎上する車を目撃した人:「車とガードレールが燃えていて、1~2mぐらい炎が勢いよく燃え上がっていて。近くでこんなに火が上がっているのを見たのは初めてだったので」

激しい火は15分ほどで消し止められましたが、車内で運転手1人が死亡。事故の衝撃で外に投げ出されたとみられる2歳の女の子も、搬送先の病院で死亡しました。 車にはもう1人、4歳の女の子が乗っていました。近所の人:「子供は前後に走っていた車の人に助けられたのか、保護されていて。『大丈夫だよ』と言われながら、タオルみたいなものを巻いているような感じ、服を着せられていたのかな。立っていたから無事だったんだなと」 2人は半田市内に住む姉妹で、助けられた女の子は「お母さんがまだ車の中にいる」と話し、救急車で病院に運ばれましたが軽傷だということです。 幼い2人の娘を乗せた母親が事故を起こしてしまったのか。軽乗用車はかなりのスピードで衝突したとみられ、警察が詳しい状況を調べています。