高速道路を走っていた車にクロスボウの矢のようなものが撃ち込まれました。

現場は茨城県かすみがうら市内の常磐自動車道上り車線です。

29日夕方、大型トラックで走行中に男性運転手は「バン」というような音を聞いたといいます。

確認すると、助手席のドアに矢のようなものが刺さっていたというのです。

クロスボウの矢のようなもので長さは50センチ、直径1センチほどでした。

クロスボウは銃のように構えて発射する弓矢で、所持は原則禁止となっています。その威力は頑丈そうなアタッシェケースを軽々と貫通し、金属製のやかんの底も貫くことができます。

今回、矢はどこから発射されたのでしょうか。

刺さっていた場所から、何者かが左側を並走する車から、あるいは路肩から撃った可能性などがあります。

20代の運転手にけがはありませんでした。

この運転手が狙われたのか無差別に撃ったのか、警察が捜査しています。